つれづれ日記

ヴァイオリンの音色に包まれて

バラバラが一つになる瞬間

ヴァイオリンのアンサンブルって、
吹奏楽とは勝手が違って戸惑っていましたが、
2回の練習を経て、何となく判って来ました。

吹奏楽ではクラリネットを吹いていたのですが、
音は耳から遠いとこから発せられるので音量が常に少なめに感じるんですよね。
それに、後ろから金管楽器の大音量が来るのでなお更です。汗)

ヴァイオリンは耳と楽器が近いし、音の振動が骨伝導してくるし、
とにかく音が大きく感じるんですよね。

2回目の練習で本番と同じ並びで端っこで弾いたのですが、
自分の音がやたら大きく聴こえてソロで弾いているような感覚に
陥る瞬間があってチョット孤独感がありました。
1回目は中で弾いていたので感じなかった感覚です。

まあ、先生からとにかく大きい音で弾くようにと前々から指示されていたので、
気にせず弾いてはいたのですが、最後の合奏をレコーディングしてくれていたので
それを聴くと、自分が感じていた感覚と全然違う!

1st、2ndは遠くで鳴っている感じだったけど、しっかり音出ているし、
3rd、4thはそれに比べて音が小さい。自分の音も変に目立っていないし。
これなら気にせずガンガン音出していってOKだなーと。
それとチョット気になっていた音色もそれほど気にしなくて良いんだなーと。
ここは先生も言っていたし。

「青のオーケストラ」でも、こんな表現していたところですねー。

「それぞれみんな性格や音が違うんだもん。
 でも、そのバラバラが一つになる瞬間がたまらなく気持ちいいんだけどね。」

んー。色々判ってきた気がする。
来週はトップ錬があるので、より明確に感じそうで楽しみだなー。

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