2007-01-02 異国の風 震える思い まるで薄紫の空気の中にいるような、 そんな時の流れに包まれて、 僕はベッドの上で感じ思う。 子供の声がボールのリズムに重なり、 鐘の音が時の流れを歌う。 小さな一室に旅行カバンを開けたまま、 窓の外から伝わる異国の風に、 昔なつかし少年時代を思い出す。 1999.3 Venice