つれづれ日記

ヴァイオリンの音色に包まれて

夕日

流れ行く街並みを、
ただ、無意識に眺めつつ、
沈む夕日を懐かしむ。

車窓に広がる建物は
無機質なリズムを刻み、
日々の生活に疲れた人々は
まるで風に震える看板のようにみえる。

今日もまた日が沈み、
今日もまたここにいる。

そんな繰り返しの世界の中で
我々は生きていく。
情報が溢れ、何が正しいかということを
本当の意味で失いかけている世界で・・・。

人々は生きていく・・・。

それが全てであり、
そこに何かがあると信じているから・・・。