つれづれ日記

ヴァイオリンの音色に包まれて

新しい弓


新しい弓が手元に来ました。
クリストフ・シェーファー(C.Shaeffer)の弓です。フランス製です。
現代最高峰の弓製作者らしいです。

弓はかなり柔らかいですが、コシもしっかりしています。
アコードを弾くと毛と弓がかなり近くなるので、少し毛は強く張った方が良い感じです。
細かなコントロールが出来る感じで、弾いていると楽しくなって来ます。
あと、飴色でとても艶やかな雰囲気なので気に入っています。
ヘッド部分の杢が斜めに入っているので、削り弓でしょうか。
以前、杉藤の削り弓を試したのですが、弓圧を掛けても反応しない不思議な感じでしたが、この弓はそういうことはなく、ちゃんと反応します。
削りと曲げをハイブリットでバランス良く適用しているのではないかと思います。

新しいヴァイオリンとは最高の相性です。
発表会で弾く予定のバッハのブーレを練習しているのですが、後半部分の盛り上がる箇所、E線部分を全弓で強く弾き切ってみたところ、演奏中に初めて鳥肌が立ちました。
ビックリするほど音が伸びやかに広がり、ヴァイオリンが鳴ります。

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