つれづれ日記

ヴァイオリンの音色に包まれて

New ヴァイオリン

 
ヴァイオリンの本体は、もう少し後での買い替えを考えていたのですが、弦楽器フェアで「これしかないっ」て思える1本を見つけ、悩んだ結果手に入れてしまいました。汗)
 
イタリア・クレモナに工房を構えている「 Daniele Tonarelli (ダニエル・トナレッリ)」というマエストロの作品です。「 J.B.Guadagnini 」という巨匠が1772年に作成したヴァイオリンをモデルにしたものです。この巨匠は、ストラディバリやグァルネリなどの楽器を研究して、良いところを採用したそうです。容量が多いのと、f字溝の下部が特徴的との事です。
 
この特徴のお陰なのかは判りませんが、とにかく鳴ります。2018年製なので年月も経っていないのに、音色もマイルドな感じでシルキーです。展示されていた100本近くの中でぶっちぎりで1番良かったです。もっと値段が高い、名前が売れたマエストロの作品もありましたが、こちらの方が全然良かったです。
 
先生が弾いてくれたのですが、もう唯々圧倒されます・・・。伸びやかな音色と音量。高音もきつくなく、どこまでも昇っていくような感じ。ヤバイです!
先生も「欲しくなっちゃう」という程、べた褒めでした。
弾きこむともっと良くなると思うと、楽しみすぎです。
 
試奏した日は我慢して帰ったのですが、朝まで結局寝れず・・・。1年後に同じような楽器が見つけられる気がしなかったので、思い切って購入してしまいました。
 
あと理由は判らないのですが、気付いたらアコードが上手く弾けるようになっていました。なんでだろう・・・。駒の角度が変わった? 弦のテンションが上がったから? それとも上達した?
 
弓は選定中ですが、「Christoph Schaeffer(クリストフ・シェーファー)」の弓(フランス製)を第一候補で取り置きしてもらっています。飴色でとても綺麗な弓です。ちょっと癖があるのですが、弾けば弾くほど楽しくなる弓です。暫く試奏していたら癖も気にならなくなったので、これに決めそうです。細かいコントロールが反映出来るので、思い通りに演奏が出来る感じです。
 
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