つれづれ日記

ヴァイオリンの音色に包まれて

物理学の限界


GWのお陰で暇なせいか、頭の中が完全に物理学モードです。(笑)

ちなみに細かい数式を利用した物理学は出来ませんので、もしどなたか物理学的に詳しい方がいましたら証明して頂けると嬉しいです。

まず現在の物理学の状況ですが、まだ宇宙の仕組みを説明しきれていません。
解明する為のキーワードとしてブラックホールやビッグバンといったものを、仮説や観測を元に解明していく過程にある状況です。

物理学で宇宙の仕組みを語る上で「有と無」という概念が出てきますが、私の認識では、物理学では「完全な無からは何も生まれない筈であり、無に限りなく近い有から全ては生まれた。」という前提があると思います。

つまり、ただ「形態変化」して微細なものになっているという事です。
「ZERO」は存在しないという事になります。時間についても同じです。
ホーキングが虚数時間という概念を1983年に発表しているようなのですが、これは簡単に言うと、ビッグバンの前は時間が止まっていたという概念です。

この「虚数時間」という概念を私は今日知ったのですが、私も1999年の卒業論文に、ビッグバンの前、時間は空間(物質)を内包して揺らぎをもって止まっていたと書いていました。概ね同じアイデアです。
ちなみに経済学部なので物理学は専門でもなんでもありません。汗)

ですが、このアイデアでは限界があることに気付きました。
どこまで行っても細分化と繰り返しをするだけで「全ての始まり」に辿りつけないのです。

つまりブラックホールの仕組みを解明し、宇宙の法則を解明したとしても、その成り立ちまでは解明は出来ない筈なのです。

この問題を回避する為に、仮に外部の何かによって強制的に作成された。
つまり仮想世界のようなものと仮に定義したとしても、それを生み出した世界は何によって生み出されたのか?
結局、どうどう巡りになってしまいます。

そこで私が行きついた仮説は以下。

最終的には人知を超えた概念。
有という概念とは異なる、現時点の言葉では端的に表すことが出来ない概念によって
生み出されたのでは無いのではないだろうか?

という事です。
なお、神という便利な概念を使うつもりはありません。

この概念が言葉や数式で表すことが出来るか判りませんが、思いついたらまた記載してみようと思います。