つれづれ日記

ヴァイオリンの音色に包まれて

ユーロ圏は新たなステージへ移行する必要があるのでは?

今日、時間の余裕があって喫茶点でチョット考えていたことを纏めておきます。

ユーロ圏って結局、ほぼ第二次世界大戦時にドイツが影響を与えたエリアなんですね。
領土獲得は失敗したけど、結果的に経済として影響を与える状況になっています。

ヨーロッパの中央に位置していてるので、周辺国は頼らざるを得ないのかと思います。
そういう意味で、ドイツ自身が望まなくても他の国とは異なる役割を担わなくてはならないのでは
ないでしょうか。

それはさておき、ギリシャを救済する方法は本当にあるのでしょうか。
前回の記事でも書きましたが、正直、性格を変えろと要求しているようなものなので、
厳しいと思います。

それに、政策が異なる国で通貨を統一すると、結局ひずみを生んでしまうのかと思います。
色々とルールを設けても、リスクは残り続けるのでしょう。

では、どうしたらよいのでしょうか。

ここからはかなりの極論なので、異論は多々あるかと思いますが、
国レベルで統一してしまったらすっきり解決してしまうのでは無いかと思うのです。

以前、国のM&Aが将来的に起こるのではと予想していたのですが、
結局、そこに行きつく気がするのです。

具体的には新しい国を作り、ドイツとギリシャはそこに統合してしまいます。
それぞれは地域として地方分権の機能は維持しますが、根幹とする機能は統一してしまうのです。
こうする事でドイツも支援を積極的に行い易くなるという効果が見込めます。

最初は2国だけでも良いのですが、少しづつ参加国を増やし統一国家を作ってしまえば良いのでは
ないでしょうか。

もちろん影響力の度合いは、選挙枠で制御することになるかと思いますが、
基本は経済力の指標をベースに定期的に変動させる仕組みが良いと思います。
なので、まずはドイツが大きな役割を担うのです。


戦争ではなく、平和な方法で、少しでも世界を一つに近づけれる可能性が、
今、存在しているのではないでしょうか。

大きく変化出来るのは、厳しい時なのですから。