自分で言うのも何ですが、覚醒しました!
個人的に以下を課題として練習していたのですが、理論として確立出来たと思います。
・重音を弾く際になるべく弓圧を掛けない点
・弓を折り返すタイミングとスピードを均一化する点
ヴァイオリンの理想の音色は「入力した運動エネルギーをロスなく100%音に変換する」ということですね。理想とする音量・音質に対して、入力したエネルギーがロスすると音が擦れたりします。これを解決するには弓圧を掛けるか、弓スピードを上げるということです。弦の太さも考慮して都度理想の入力エネルギーが異なることになりますが、理想のエネルギー量は一つに確定しているのだと思います。ただ、弓圧と弓スピードのバランスは奏者によって変わり、それが音色といった表現に変わるのだと思います。
このことを前提に、演奏時の弦と弓の接点を観察すると、エネルギーロスがある瞬間と無い瞬間が良く判るようになりました。ほんの僅かな違いでも感じることが出来るようになりました。お陰で全域で音がハッキリとしてきました。特にKAYSER4番の速いフレーズでも音が擦れることが無くなりました。また、重音でも変に弓圧を掛けることなく弾けるようになりました。それとG線からD線への移弦時の発音がハッキリしない課題も改善しました。
ただ、圧とスピードのどちらを優先するべきかはシチュエーションに変わると思うので、ここら辺は先生に質問してみようと思います。レッスンは少し先なのですが・・・。汗)
集中して練習すると色々と気付きがありますね。(笑)
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