つれづれ日記

ヴァイオリンの音色に包まれて

右手が震えた時

右手が震えた時の対応について「Yahooブログ」で以前投稿したことがあったのですが、「はてなブログ」に移行してしまい、ご質問に回答出来なくなってしまいましたので、記事として追記してみます。

 

以前、発表会の本番で緊張から右手が震えてしまい、音にも影響が出そうな状況でしたので、咄嗟に弓圧を掛けて難を逃れたことがありました。

 

もう少し具体的に言いますと、右手が震えてボウイングが乱れ、弓先側の弓圧が一定にならず抜け気味になってしまいました。

 

ちなみに、私の弓はかなり柔らかく、ボウイングをかなり綺麗にしないと弓先側で弓が震えてしまいます。その代わり弓圧をかなり掛けても音が固くなることは無いので、ガンガン弓圧を掛けていっても音色が悪くなることはありません。この特性は弓を購入する時から理解していたので頭では理解していたのですが、本番2週間前に購入したので慣れていなかったのですね。

 

実施した対処は、弦に対して弓圧を多く掛けることで、そこを起点として強制的に全体の振動を抑制することで、結果として手の震えを押さえるという考えでした。ただ、問題もあって全体的に弓圧が上がってしまい、pで弾きたい部分の音量がイメージより大きくなってしまい抑揚は無くなってしまいました。全体的には安定感があるイメージで弾けたので、聴いていた人たちからは割と良い評価を頂けました。なので良い判断だったと思っています。

 

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